子供が多くゆとり教育になる前、いい高校に行き、いい大学に合格し、上場企業に入ることがステイタスといわれていた時代は、こぞって大手進学塾に通っていました。当時も、入塾テストがあり学力が高いお子さん以外入塾させないという塾も多かったです。塾のテストに落ちて泣きながら塾の入っているビルから出てくる・・・という子供をよく見かけたものです。
現在も大手進学塾で入塾テストが行われていますが、多くは落とすというよりも、クラス分けして学力に応じた指導を行っています。そのため塾に行くことができないという事はないのですが、入塾テストの際出来る限り上のクラスに入る事ができるようにしておくことが重要です。クラスによって講師も違えば、指導内容もレベルが全く違います。そのため、上のクラスで入塾し、クラスアップする必要のない状態で学習する方がより学力向上につながるのです。
そのため、大手進学塾に入塾するため塾に通う、家庭教師を付ける、個別指導を受けるというお子さんもいます。保護者が塾内でクラスアップする事の難しさを知っていれば、こうした塾前学習を行うのも当然です。大手進学塾に通うのは一般的に小学校4年生くらいからといわれていますので、この頃になったら入塾テスト用の指導を受けるために、別の塾、家庭教師等利用し学力を向上させておくといいでしょう。
【コンテンツ】
- 塾選びの前に「中学受験の学力」
- 以前の中学受験とは違う
- 中学受験の塾にはいろいろある
- 中学受験で大手進学塾を利用する
- 中学受験で個別指導塾を利用する
- 大手進学塾に入る前に
- 大手進学塾に入るための塾
- 塾でのクラスアップには自学が重要
- 低学年のクラスアップ
- 高学年のクラスアップ
- 成績向上には想像力も重要
- 国語力のアップが必須
- 算数こそ上のクラスを狙う
- 塾テキストの繰り返し学習
- テストの間違いを徹底的に見直す
- 過去問は自学で出来る
- 苦手科目の克服
- 塾の学習スピード
- 中学受験志望校に沿った指導か?
- 子供の学力を考慮して塾選びを
- 計算スピードアップも重要
- 高学年を見据えた学習を
- 学校で上位、塾でも上位
- 塾のクラスアップは大変です!